2017.04.20 10:14|心理
印象に残っている10数年前の新聞の連載記事があります。
テーマは、夫婦間のDV問題。
まだ、DVについて関心が向けられていなかった頃でした。
記事内容は、数人の被害者(妻)の話で埋められていました。
加害者(夫)側への取材は拒否されてしまう中、
やっと得られた一人の証言が忘れられません。
被害者側の証言の9割が彼の記憶には残っていないのです。
双方が嘘をついている様子はないこと、
夫が家の外では「いい人」であること、
に、驚き、戸惑う心情を取材記者は綴っていました。

さて。
心理学の基礎的な知識の一つである「防衛機制」は、
理解しやすい身近な概念だと思います。
個人的な問題を抱える人と話をする時に、
「それは逃避じゃないの?」とか「問題をすり替えてない?」
とか言ったりすることがありますが、まさにそういうことです。
「抑圧」、「合理化」、「投影」、「補償」・・・・
たくさんあります。
当たり前に、日々いろんなことに「対処」しながら生きているので、
誰もが無意識のうちに「防衛機制」をしています。
要するに、思い(欲求)通りにならないことばかりのストレスから、
自分(自我)を守るための働きなのですね。
心が壊れないように。

心が壊れないように、
自分の犯した過ちを忘れるという防衛機制もあるようです。
基本的に、記憶の「抑圧」に当てはまるのかと思いますが。
完全に忘れることもあれば、希薄化や歪曲することもあり、
それは無意識でやっていることです・・・
が、希薄化や歪曲の場合は意識の介入がある場合もありそうです。
意識の介入、というより逆に無意識の介入になるのかな??
その場合は、心がザワザワするのが特徴なのでしょうね。
気づいている感覚がある、ということで。

冒頭に書いたDV問題に当てはめて考えると、
「いい人」の仮面(?)いえ、一面は、
彼にとっては生きていく上での命綱なのだと思います。
DV(=酷い暴力・暴言)を振るう一面は、あってはならないもの。
でも、やってしまう・・・ならば、忘れてしまうしか道がありません。
と、いう「防衛機制」が働いている、と。
だからって、9割も忘れるの !?
と、被害者はもちろんのこと第三者から見たって、
信じられないようなことを、無意識はやってのけてしまう・・・

「忘れる」という行為は、無意識にしかできない仕事。
そして、無意識の力の凄さを私たちは知らなさ過ぎる。

「双方の言い分が食い違っていてどっちが本当なんだか?」
と、つい第三者は言いがちですよね。
実際、嘘をつく人もいますし、第三者にはわからないこともある、
複雑だったりするんで仕方がないんですが。
でも、このDV(暴力・暴言)に絡んだ忘却については、
名前を付けるとかして(*****現象とか*****症候群とか)
社会的に認知されていかないと双方共に救われないと思います。

ついでに言うと、この忘却に関する「防衛機制」は言うまでもなく、
加害を犯した権力者(政治家・役人…その身内)にもよくありますね。
忘却だけじゃなく他の防衛機制もありそうですけど、
その無意識から意識への介入によっての反応が何とも・・・です。
例えばですが、
薄々気づいていて罪悪感がある場合は反応(言動)が攻撃的で、
無意識に操られている場合は子どもっぽかったり(自己憐憫、泣くとか)、
でしょうか・・・疲れますね。











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2017.04.13 13:25|夢関連
あまりの恐怖に叫び声を上げて目が覚めました。
悪夢です。

 捕らえられたあまりの恐ろしい状況に声も出せず、
 心の中で必死でガイドさんに助けを求めた
 胸が締め付けられ苦しくて、ついに叫び声を上げて・・・


(助けてもらえなかったんだ・・・。)
そのことがショックでした。

悪夢を見た原因はわかっています。
昨日、ある出来事があり、大きな不安に襲われてしまったのです。
重い気分に耐えられず、どうにもできなくて、
寝る前にガイドさんに助けを求めて祈ったのです。
なのに、
(助けてもらえなかったんだ・・・。)
これが、答えなのかと思いました。
午前2時過ぎ、目を見開いたまま呆然としてました。
なかなか動悸が収まらず、体は重く・・・・

その後、やっと眠ってから、いろんな夢を見ました。
ポイントになりそうなシンボルだけ挙げておきます。

 ①夫に酷い裏切りを受けた友人
 ②エコな浄化装置機能のトイレ
 ③再びペット(犬)を引き取る


①ですが、その友人は怖いくらいに一貫して無表情でした。
感情を失っているみたいに。
??意味はよくわかりません。
表情を失うほどに傷ついた部分があるってことでしょうか?
友人ですから、心の表層部分になると思います。
(見知らぬ人だと深層部分だったりするそうです)

②は、集合住宅の住人たちがトイレのリフォームをした、
という内容なのですが、目的はもちろん「エコ」のためです。
でも、全員ではなく、中には無理してリフォームした人もいました。
良いことのためなら・・・って、感じで。
この夢は、簡単に解釈できそうです。
心の中の浄化をしようよ、みたいな?
エコ=浄化といっても、
そんなキレイごとじゃないって雰囲気を感じましたが。
心の中が集合住宅(の住人たち)で表現されてたわけですね。

③の犬はゴールデンレトリバーの成犬でした。男の子です。
事情はよくわかりませんが、手放していたのを見つけて、
とにかく引き取らなきゃ!と思ったのです。
でも、飼うには少々困難を感じる家に住んでて、
なんとかしなきゃなあって思ってました。
可愛いかったですが、彼は何を表しているのか?
ユングの夢分析で見てみると、
「犬」の意味はいろいろあるのですが、
「衣食住などの生活の充実」、「温かい情愛」というのが該当しそうです。
何となく、腑に落ちるものがあります。

ということで。
悪夢のことを改めて落ち着いて考えてみると、
要するに自分の心の状態をみた、ってだけの話なんですね。
(助けてもらえなかったんだ・・・。)
じゃなくて、焦って大声を出さないで、落ち着くべきでした。
そしたら、違う展開もあったかもしれないのに。
でも、朝起きてからも、すぐにはそこまで考えられなくて、
見捨てられたように落ち込んでたんです。
(そもそも私はガイドさんと実感を持って交流したことなんてない、
 なのに期待するなんてバカみたい・・・)・・・とか何とか。
それでも、そんな情けない気分に浸るのは違うと思い、
ふと思い立って久しぶりに草むしりをしました。
月曜日に降った桜散らしの大雨のお蔭で、
どんどん草を引き抜いて気持ちよく作業は進みました。
(放ったらかしてたもんで・・・)
そうして、ひとまず私は落ち着きを取り戻したのです。
さらに。
こうして、文章に書いていくこともまた効果的です。
昨日の不安(=心配事)はどうなるかわかりませんが、
今は流れに任せるしかない、と心のざわめきは収まりました。

近所の大きな桜の木には、まだまだ花が残っています。
ここ数日、我が家にも大量の桜吹雪が舞い落ちてきて、
楽しませてくれています。




 
2017.04.07 12:48|心理
例えば、子どもが生まれて親になることだって、
新たな責任を引き受けることになるわけですが、
「(親としての)責任放棄だ!」
なんて強い非難の言葉を受けるようなことは普通しないものです。

でも、政治家や役人その他、それなりの権力を持つ立場の人たちは、
責任放棄の言動が割と平気でできてしまう。
あまりにもそんな場面ばかり見せつけられるので、
私たちはそんなもんだとあきらめてしまいますが。
(↑「学習性無力感」状態・・・)
でも、それにしても、
私もそれなりの年齢なのでつくづく感じるのですが、
明らかに権力を持った「大人たち」の劣化が酷くなっています。
しかし、全体を見れば逆で、
人間社会は進化していると言えると思います。
昔と比較してトータルすれば、断然いい社会になってますから。
人権も動物権も尊重されるようになって、
諸々あった窮屈な精神的縛りも随分消えていってるし。
もちろん、縛りが緩くなったことに不安定さを感じる人もいるでしょうし、
時代は悪くなっているのだ、と感じている人もいるでしょう。
私の場合は、ノスタルジーな気分にもあまり浸れないくらいに、
子供の頃、若い頃は窮屈だったなあとの思いが強いです。

 「アイデンティティの発達は螺旋型、 一生の課題 」

幼稚化する権力者たちに足を引っ張られて生きるのは不快です。
また今月から国民年金の保険料値上げですよ~。
我が家は自営なので配偶者控除を受けている私も月々「16490円」!
夫がサラリーマン時代は「0円」でした。
(これはこれで何だかなあ?でしたが)
とにかく、税金の無駄遣いが根本にある格差の問題、
広がっていくばかりです・・・。
だから、
 「アイデンティティの発達は螺旋型、 一生の課題 」
・・・って、2回書いちゃいました。
これに行く着くと思うんです。すべて。
結局、自分自身と向き合っているかどうか。
向き合えないほどに、他の人も巻き込んで面倒を起こしちゃう。
役人、政治家…影響力の大きい人たちが面倒起こしすぎでしょ !!

さて、アイデンティティの発達の定義のなかに、
「フォアクロージャー」というのがあります。

① 岐路(危機)の経験を機会として、
 (~ 環境や状況の変化、人生の選択、試練など)
② 自己の内面と向き合い、
 (モラトリアム=迷いつつ努力している時期、もありつつ)
③ やがて、アイデンティティを形成していき・・・達成

若い人がアイデンティティを確立することで大人になる、
というイメージばかりが強いですが、
アイデンティティの形成は一生続いていくものです。
つまり、①は何度となくやってきて、②、③へと・・・その繰り返し。
それが人生だと。螺旋状に上がって行くというイメージで。
で、フォアクロージャーとは、
①に直面しながら、十分に経験せず(或いは避けて)、
もしくは、経験したつもりになって(処理した、過ぎ去ったのだとか)
②をすっ飛ばして③に到達した気になってる人のことです。
親や社会に従順でその「権威」を疑わない人と言われますが、
それだけではありません。
結構、積極的に人生を生きているのが特徴なのです・・・
・・・目立ちます。
政治家なんて、あの人もこの人もフォアクロージャーってね。
権力持った人たちの中にうじゃうじゃいるのは何故?
って、わかり易いですよね。
フォアクロージャーな人たちって、身の程知らずだから。
しかも、防衛的で融通が利かないという特徴も持ってます。
責任放棄なんて当たり前。

なのに、こんなにわかり易いのに何故選ぶんでしょ?
選ぶ側、一人一人のアイデンティティはどうなってるのか?
多くの人が、アイデンティティ拡散 !?
いやいや・・・まだ、モラトリアム状態なのだと思いたいです。








2017.03.30 11:38|家族について
オムツになってしまった認知症の母が、なんと紙パンツに移行!
職員さんに誘導されてトイレにも行けたというのです。
びっくりしました・・・もう無理なのかなあとあきらめかけていたので。
もちろん、体も心も衰えていってるし、「波」もあるでしょうし、
子供がオムツをはずれていくように進んでいくわけにはいきませんが。
ほんの数日間だけで逆戻り・・・となってもおかしくはありませんし、
何があっても受け止めなきゃと思っています。

母が自ら進んでオムツをしてもらうようになったのは腰痛がきっかけでした。
認知症でもあるし、意欲低下とかも仕方のないこととはわかりつつ、
歩けるのにトイレに行こうとしないのは残念でならなかったのです。
以前に比べて口数が少なくなり、いろいろと衰えは見られるものの、
母はまだまだ元気でしたから。
だから、とにかく嬉しかったのです。
職員さんたちのおかげです。

~ 巻き込まれているとばかり思っていた家族関係を通して、
   私の内面に、新たに気づいたことがあって ~


と、今月初めの記事に書きました。
その記事にも書いたように人は誰もが多面体です。
いろいろな側面を持っているわけで。
これまで、さんざん私は書いてきました。
家族、特に母と姉のあまりにも肥大化されたネガティブな一面、二面…に
苦しめられてきたことを。
家族ですから、好ましい側面も知っているわけです。
ですから、残念な思いも多分にあって余計に苦しかったのでした。
しかし、おざなりにしてしまったことがあったのです。
全く気づいていなかったわけではないのですが・・・、
新たな気づきとは。
「自分の反応の癖、思い癖」についてです。
相手ではなく自分(の受け取り方)を変えるという話。
スピリチュアルでも認知療法でも・・・・ありふれて言われることですが。
とにかく実践が難しいわけで、
さらに実践を継続させるというのが相当に難儀なこと、なんですね。
これまでを振り返って、
「よく頑張ってきたじゃん、私。」
とは言えるのですが、一方で停滞も感じていました。

癖って、そう簡単に治せないのはもちろんなのですが、
苦しい癖なら放っておくわけにはいきません。
大雑把に言うと、私は「批判癖」と「傷つき癖」があるんです。
で、主に悲しみ、怒り、不安という強烈な感情を伴う「批判癖」に、
ずっと向き合って取り組んできました。
「傷つき癖」の方は、意識せずともセットになっている感覚で。
ところが、「批判癖」が弱まっていくのを認知し始めてから、
気持ちの方も比例して楽になっていっているにもかかわらず、
あれ?別のことでのストレスが増えていくような・・・。
じわじわ・・・どんどん・・・・
という状態がここ1、2年の状況だったのです。

やっと、気がつきましたよ。
今度は「傷つき癖」と向き合わされているんだ!
別のこととは、夫と娘との関係性です。
それを通して「傷つき癖」に向き合わされている、と。
(セットじゃなかったのね、甘かった・・・)

夫と娘の「肥大化されたネガティブな一面、二面…」は、
母や姉のそれと比べたらたいして酷くはないはずなんです。
はっきり言って、
母と姉は社会との関係性までおかしくなってましたから。
なのに、ここ数年間の私は、
夫や娘との日常生活の中でやたらと傷ついてばかり・・・。
それは夫の変化が一番の原因だと思っていました。
確かに、彼は以前に比べて明らかにストレス耐性が弱くなっています。
でも・・・・?
私の方も、彼のその「一面」にフォーカスしすぎてなかったか?と。
変わった…、以前はそんな感じじゃなかったのに…、
と、感じるとどうしても違和感を覚えるし、気になってしょうがありません。
だけど、フォーカスしてるってことは、肥大化してるってことです!
「なんで歳を重ねて子供っぽくなるの!こんな人じゃなかったのに !! 」
などと批判癖まで出てくるし・・・(って、やっぱりセットなの??)
・・・・このこと(自分が肥大化している)と私は向き合えずにいたのでした。
そして、恐ろしいことには、
一昨年あたりから次々に、特に昨年は本当に次から次へと
いろんなことが起き続けたのです。
対処に追われつつ日常的に苦しくて、ただただ夫に対して、
「お願いだから気がついてほしい」「自分の変化に気がついてほしい」、
とばかり、強く思い続けていた私でした。
いえ、過去形ではなくて、今もその思いが消えたわけではありません。
でも、強くそのことばかり思っていたので(肥大化!)
自分自身の内面と向き合うことはできなかった・・・
そんな余裕などあるはずもなく「傷つき癖」を放ったらかしにしてたのです。
そのことに気づくまで様々な出来事が起こり続ける、
と今はわかります。

~ 人は他者を通してしか自分を知ることができません。
他者に対して湧いてくる自分の様々な感情を味わうことに価値がある・・・~


と、同じ記事に書いたように、
他者を通して、向き合うのは自分なのですね。
必ず、あくまでもそういうことなのだと思います。
気づくまで、なんと時間の掛かったことかと自分でも呆れてしまいます・・・。

ということで、母の話に戻ります。
実は、職員さんにお礼を言うと、
他にも母の変化があったことを教えて下さったのです。

ずっと、個室でばかり食事を取っていた母が、
数日前から3食ともリビングで他の人たちと一緒だというのです。
あんなに我がままで頑なな態度をとり続けていた母が・・・・
私はもう、ますます職員さんたちの根気強さに頭の下がる思いでした。
オムツが取れるように、少しでも歩くようにと
根気強く部屋の外へと誘い出してくださっていたのです。
ところが、それだけではなかったのでした。
いえ、それがあってこそのことなのですが。
一年前、母の後から入所してきた一人のおばあちゃんの存在です。
隣同士ということで、職員さんが二人一緒にリビングに連れて行くうち、
廊下に出た母はその方に向かって挨拶のように手を振るようになった、
というのです。
ああ・・・と、私は胸が熱くなりました。
そうそう、母はそういう可愛い面があるのです!
母本人は無意識にやっているのでしょうけど、
他の人から見ると愛すべき無邪気な可愛らしい一面があるのです。
まだ、残ってたんだ・・・、なんて久しぶりだろう・・・じゃなくて、
それはけっして消えることなく内面にあり続けるものに違いありません。

    ********************************

「数日前から…」、と職員さんに伺ってから1週間が経ちましたが、
続いてました !!!
二人は耳も遠いこともあり、会話はほとんどないそうですが、
二人並んで食事だけでなく、おやつも一緒に食べているそうです♪
さらに、職員さんは笑いながらそのおばあちゃんのことを教えてくれました。
「時折、**さんのことを気遣うように見る仕草をするんですよ」
なんて微笑ましいんでしょう。
人から見られる、ということに過敏になっていた被害妄想の母だったのに、
その方には見られても大丈夫みたいです。
ぼんやりすることが増えてきたせいもあるのかもしれませんが。
それでいいんだと思います。
まだまだ、私を見るとキツイ小言も言いますし。(ギクッとします…)
とにかく、私の知らない場面ではありますが、
母は懐かしいあの可愛い一面を見せているのですから。

可愛い一面?
それなら、夫や娘にもあります。
それも、母とは比べ物にならないくらいたくさん !!
なのに、
「それでいいんだと思います」
って、思えなかった日々・・・やっと抜け出しました。








2017.03.28 15:17|テレビ・映画
とてつもない予算を投じて作られたであろうドラマ「精霊の守り人」の
視聴率が振るわないことへの皮肉の言葉をちらほらと目にします。
いわゆる判官びいき的な感覚もあってのことでしょう。
で、私はまるでそれを打ち返すように、
同じ判官びいき的感覚の優越感を覚えてしまうのです。
何故なら今回のシリーズ、
昨年の「シーズンⅠ」を越える大感動で見終えたのですから。
観た人だけが味わえる感動、特別感、しかも低視聴率のおかげで、
世間が騒がず興ざめせずにもすんでます。
でも、判官びいきって・・・・
巨額の予算を使える権威と視聴率という権威のぶつかり合い !?

最終回などはもう胸が震えっぱなしでしたが、その感動冷め遣らぬまま、
原作者の番組HPへの寄稿文にまたまた感動してしまったのでした。
ああ・・・そう言われてみればそうです。
アラサー女子、職業は用心棒のバルサって、
普通なら冒険ファンタジーの主人公ではなく脇役のはず・・・・

バルサが守った小さき者が、やがて、
自らの人生を生きていく姿を描いてこそ、バルサという人間が輝くからです。

「バルサが何のために生きているのかは、
 チャグムやアスラの方が良くわかっていると思うよ」
    
       『天と地へ ~ 原作者・上橋菜穂子さんメッセージ』


ふと、祖国を侵略した大国の密偵として働くヒュウゴのことに、
思いを馳せてしまいました・・・。
ヒュウゴも、バルサが守った小さきもの(だった)・チャグムに惹かれ、
時に立場を超えて守ろうとしたりするのです。

一年前に書いた記事では、バルサのこの名言を取り上げました。

「誰かのために生きるなんて、
 愚かなことはよせ!
 誰かのために生きるなら、
 顔も知らない者たちのために生きろ!」

  「顔も知らない者たちのために生きろ!」~ドラマ「精霊の守り人」

と、言いつつ・・・・
バルサはチャグムやアスラという「誰か」のために命を掛けています。
たぶん、こういうことかな、と。

「(特定の)誰か」のまわりには必ず、
大勢の「顔も知らない者たち」がいる。
そのことを自分の意識もしくは無意識がわかっているかどうか。

ただ・・・
気高く生きているように見えるバルサもまた、
一人の人間としての闇、苦悩を抱えています。
それを抱えたまま、決死の覚悟で誰かを救おうとする姿に、
そういう人が(ちゃんと)いるんだ、ということに私は感動してしまうのです。
「そういう人」は架空の物語にしか存在しない、
とは思いませんから。






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プロフィール

べにこ

Author:べにこ

 ※長崎県在住。
  主に主婦&猫様のお世話係etc.

「何故、私はこんな状況の中にいるのか?」
内側から湧き上がる思いが始まりでした。
精神世界、心理学に興味を持っています。
夢を記録しセルフワークしています。
スピリチュアルに生きる道を歩む日常を
綴るブログです。

(※リンク、引用フリーです。
  引用の引用の場合は、
   著者名など明記のこと)

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